米天然ガスのチェサピークが同業サウスウエスタンに買収打診=関係者

米天然ガスのチェサピーク、74億ドルで同業買収 独立系で最大手に
 米天然ガス生産大手チェサピーク・エナジーは1月11日、同業のサウスウエスタン・エナジーを74億ドルで買収することに合意したと発表した。2022年1月撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[17日 ロイター] - 米天然ガス採掘・生産のチェサピーク・エナジー(CHK.O), opens new tabは、同業サウスウエスタン・エナジー(SWN.N), opens new tabに買収を打診している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
実現すれば統合後の合計時価総額はEQT(EQT.N), opens new tabを抜いて米国の天然ガス採掘・生産企業トップに躍り出る。
両社はまだ予備的な交渉の段階にあり、合意に達する保証はない。関係者の話では、チェサピークは他の案件を模索し、最終的に別の相手と話し合いを進めていく可能性もあるという。
チェサピークは破産申請に伴う再建を果たした2021年以降の2年間、幾つかの小さな買収を手がけてきたが、サウスウエスタンは企業規模がほぼ同じ。債務込みの評価額はチェサピークが約130億ドル、サウスウエスタンが120億ドルだ。
両社は事業拠点も近い。サウスウエスタンの主要生産地域はアパラチアのシェール層とルイジアナのヘイネスビルで、チェサピークもこの地区で操業している。

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