今日は、大橋巨泉さんの7回忌になります。

マルチタレント。名司会者。ジャズ評論家。政治家と

セミリタイヤされ、晩年の夫婦の暮らしぶりは

わが家も、日本に拘らずにの精神は、共感できます。

 

 

上記タイトル

「戦争は爺さんが決めて、おっさんが命令して、若者が死ぬ」は、昭和のマルチタレント大橋巨泉氏が遺した言葉です。

 

永六輔さんラジオ番組によく登場され

私は、何回もラジオでこの言葉を聴きました。

まったくその通りだと若者の憐れさえ感じます。

 

2016年お二人(永六輔。大橋巨泉)が亡くなった7月

その年2月に徹子の部屋40周年記念に出られておられたのです。

私は、たぶん観ていたように思います。

 

 

ウクライナ侵攻でさえも両国の若い兵士が前戦にいるのでは

年寄りのプーチンが決めて、おっさんのリーダーが命令し

右も左も、銃の扱い方も知らない若者が死ぬ。

 

奇しくも、今日のブログに返信した

会津戦争で全滅し、

自害した若き志士たち 

白虎隊も然りです


過去の戦争においては、

若くて尊い多くの命が失われましたが、

それを踏まえると戦争に対する本質を突いた言葉であると

今もなお、つくづく実感させられます。

 

366日命の言葉  大橋巨泉著を再読しておりました。

一年の366日(29日も含めて)誰かの命日です。

有名人・画家・ジャズマン・様々なジャンルで

その人にちなんだ言葉と、巨泉さんなりの解釈付きです。

 

画家である、熊谷守一さんもありました。8月1日没

私の望みは一日でも長く生きること、それだけです熊谷守一

 

私の大好きな画家です。生涯貧乏で暮らした。40過ぎて結婚

5人の子どもが出来たが、病で3人を失う。医者代もなく次男を亡くした時は自分を鬼といっている。死ぬまでの30年間、15坪の庭から一歩も出ず、草木や虫を見て暮らした。その単純化した線描がいい。97歳まで生きたが、もっと生きたかったか。大橋巨泉

 

 

紹介
「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」-茨木のり子(2月17日没)、「私の墓は、私の言葉であれば十分です」-寺山修司(5月4日没)、「大橋さん、オレやっぱり映画のほうがいいや」-石原裕次郎(7月17日没)、「負ける人がいなかったら勝者は生まれない」-山口瞳(8月30日没)、「美味しいものが分からない奴は想像力が欠如している」-黒澤明(9月6日没)、「その時分には私は何になっていましょう。石にでもなっていましょうか」-樋口一葉(11月23日没)。


その日に亡くなった古今東西の有名人を一人選び、遺した言葉や、一生を象徴する言葉を一つずつ選んで、それに解説をつけて1月1日から12月31日まで並べた。巨泉が選んだ故人の名言。

 

 

参議院選挙結果は、自民党圧勝に終わりました。

投票は弾丸よりも強い、リンカーンの言葉です。

まずは、一票。選挙に行くこと。

午後から選挙に行ってまいりました。

投票率が、思うほど伸びなかったように思います。

 

安倍晋三元総理が、奈良市内で選挙演説中に

銃弾に倒れ亡くなられました。

一日中そのテレビニュースに疲れてしまい

胸がザワザワと信じがたい出来事に、(多分多くの方が)

テレビも、ブログも一旦停止状態にさせてもらいました。

 

人間は、突然の訃報や出来事に出遭うと

動揺と過呼吸のような現象に陥ったりもします。

犯人への憎しみも募ったりも致します。

警護のお粗末さ、悲運が重なり、元総理大臣の訃報は

政治信条の好き嫌いにかかわらず、動揺が未だに収まりません

政治史上、惜しい方を日本は失いました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

増上寺でのお通夜と今日は葬儀。

一般の人々の献花台が設けられ12日の3時まで

多くの参列者の人出は、

途切れることがなかったといいます。

自民党本部でも献花台は置かれ、

24時間設置されております。

 

昭和29年午年生まれ67歳。

私も同年齢です(学年は一つ上)

奇しくも父上と同じ67歳に他界とは。。

 

献花台の、笑顔の安倍元総理のお姿は。。

涙を誘いますね。

志半ばで凶弾に倒れて還らぬ人に

 

 

 

突然の悲しみに、人間はお別れをしたいのだと思います。

お別れの仕方は、人それぞれで良いと思います。

心に手を合わせてお別れをしても

 

献花に訪れる老若男女の多さは

日本人も海外からの要人も含め

長期政権、日本の総理として功績の証ですね。

私は政策信条は、全て賛成はしかねますが。。

 

地球儀で俯瞰する外交は、良し悪しは別として

オバマ元大統領の広島訪問の実現など

貢献度は、流石だと思います。

今後の日本の政治に惜しい方を失いました。

 

貢献度と残された負の問題は分けて考えて

様々な負の諸問題(モリカケ問題、桜を見る会など)

 

感情に流されずに、理性的に考えましょう

犯人の母親が入信していた宗教団体へも

心は熱く、頭はクールに

(緒方貞子さんの言葉の如くに)