【10月21日 Xinhua News】中国国家統計局が18日に発表した主要エネルギー生産統計によると、一定規模(主要業務の年間売上高2千万元、1元=約20円)以上の工業企業の9月の原炭、原油、天然ガス、電力生産量は前年同月比でいずれも増加した。

 原炭生産は安定を維持し、輸入が急速に増加した。9月の生産量は前年同月比0・4%増の3億9千万トン、輸入量は27・8%増の4214万トン。1~9月の生産量は前年同期比3・0%増の34億4千万トン、輸入量は73・1%増の3億5千万トンだった。

 原油生産は穏やかに成長し、輸入が急速に伸びた。9月の生産量は0・3%増の1687万トン、輸入量は13・7%増の4574万トンだった。1~9月の生産量は1・9%増の1億5672万トン、輸入量は14・6%増の4億2427万トンとなった。

 原油加工量も高い伸びを維持した。9月の加工量は12・0%増の6362万トン、1~9月は11・5%増の5億5484万トンとなった。

 天然ガス生産は伸びが加速し、輸入が安定を維持した。9月の生産量は9・3%増の179億立方メートルで、伸び率は8月より3・0ポイント上昇し、輸入量は0・4%増の1015万トンだった。1~9月の生産量は6・4%増の1704億立方メートル、輸入量は8・2%増の8777万トンだった。

 電力生産は伸びが加速した。9月の発電量は7・7%増の7456億キロワット時で、8月より6・6ポイント上昇した。1~9月は4・2%増の6兆6219億キロワット時となった。(c)Xinhua News/AFPBB News