再生可能エネルギーの導入拡大に向けて国が整備を検討する北海道と首都圏を結ぶ200万キロワットの「海底送電線」のルートとして、陸揚げ後に東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)から首都圏に電気を送る送電線の活用が有力候補に挙がっていることが10月5日、分かった=イメージ図参照=。ルートについて、新潟県を有力候補として具体的に示されたのは初めて。実現すれば、北海道や東北の再エネの電気が新潟県を経由し首都圏に運ばれることになる。

 全国の送電網整備計画を策定する...

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